・入退室管理システムと生体認証
網膜や指紋、顔認証等、人間の一部分を鍵として使う生体認証。生体認証に相性がいいのは、やはり入退室管理システムです。
入退室管理システムとは、部外者が立ち入れないようにするために、人の出入りを管理するシステムのことです。例えば、老人ホームや障碍者用の施設等では入居者のプライベートスペースと職員の使うスペース、外来の患者が入れるスペース等、複雑な管理が必要となりますが、そういったことを自動で行うのが入退室管理システムです。
入退室システムと生体認証の相性は抜群!
入退室システムと生体認証の相性がいい理由としては、やはり確実性と手軽さでしょう。生体認証システムには体の一部が使われますが、使われる部分は、どの認証方法も、他人と一致しない部分を使います。網膜、指紋、顔の位置関係、虹彩等、同じ施設に通う人であれば、余程のことが無い限りは他の人と一致することはなく、また、複製もカードなどに比べると難しいのです。
手軽さの面では、鍵やIDカードを持ち歩く必要が無いというのは、かなりの利点になってきます。荷物が少なくなるというのが一番分かりやすい例だと思いますが、持ち歩かないことによって、セキュリティも強固になります。
・持ち歩かない手軽さは、セキュリティの強化にも繋がる
何故、持ち歩かないとセキュリティが強固になるのか。それは、鍵やIDカードは、持ち歩くことで様々なリスクに晒されるからです。例えば、鍵やIDカードを持ち歩く時に常に付きまとうことといえば、紛失です。紛失した場合には、すぐ見つけたとしても、それはもう信用できる鍵やIDカードではなくなります。
紛失してから見つかるまでが5分間だとしても、その間に鍵やIDカードの情報は読み取ることができて、その情報を基に完璧な複製を作ることができます。
生体認証で使われる指紋や虹彩等の複製は、それに比べるととても作りづらいものです。そのままの複製を作るには、型を取るくらいしなければ、生体認証を通過するような複製は作れないでしょう。また、写真によって認証システムを騙すということも考えられますが、その場合にも、かなり接近した状態の写真が必要となります。こっそり写真を撮ることはできないでしょう。
入退室システムに生体認証を使うことは、手軽さと確実さの両面で非常に有効な手段なのです。
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入退室システムは指紋認証や顔認証がオススメ
指紋認証や顔認証にするメリット
入退室システムには、一般的なカギやカードキーではなく、指紋認証や顔認証システムを取り入れることで、更に防犯効果を高めることが出来ます。
指紋や顔認証システムは登録者以外では鍵をあけることはできないため、介護施設などの離設対策にも活用されています。
キーレスでなりすまし防止
内部や外部の人間により鍵を複製される恐れや、無断で使用される恐れなどのなりすまし防止効果があります。
また、鍵を紛失することもないため管理する必要もなくなります。
介護施設などでは、無断で離接されることを防止する効果も期待できます。
部外者の侵入防止
認証システムでは鍵穴のようなものがないため、認証者と同時に侵入する以外の方法では建物に入ることができません。
また、顔画像が残るものであれば、不審者の顔や行動をチェックすることも可能です。
情報漏洩の防止
部外者が立ち入ることの出来ない場所になれば、大切な資料や情報などが持ち去られる心配はなく、情報の管理にも役立ちます。
指紋認証や顔認証にするデメリット
手の状態によっては反応しにくいこともある
指紋認証は手に傷などがあると反応しづらい時があります。そんな時は人差し指だけでなくほかの指も同時に登録可能です。すべての指を登録しておくのがオススメです。
マスクや顔の変形は反応しないことがある。
マスクや抜歯などにより顔の変形があると反応しないことがあります。顔認証は顔の形状をデータとして読み込んでいるためです。別に指を登録して置いたり、補助用ICカードを作成して置いて対応します。
指紋・顔認証システムは後付けが可能
既存の扉に簡単な工事で取り付けが出来るものなどがあります。
取り付けることにより、施設の防犯対策やオートロックの利便性により管理もしやすくなります。
まとめ
指紋認証や顔認証はオフィス、病院、マンション、福祉施設などで導入されています。
キーレスにすることでなりすましや情報漏洩、防犯対策を高めることができます。
後付けすることでオフィスの利便性があがり、効率よく管理が可能になります。
万が一の場合にはこういった備えが重要なのではないでしょうか。
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