工事現場の盗難事情
現場で盗難が発生した際、被害にあった対象物のほとんどは室外で保管されていたものというデータがあります。
工事現場は野外であることも多いため、目につく場所に保管されている鉄板やケーブルなどが被害に合いやすいです。
また、大規模な開発などによる非鉄金属の価格の高騰などが理由で、2020年の東京オリンピックに向けて工事現場での盗難被害も増加傾向にあると見られています。
2020年に向けてケーブルや鉄板の需要も高まるため、価格が高騰することが懸念されており、窃盗の被害に合わないためにも対策を練る必要があります。
防犯セキュリティ機器を使用する
現場に防犯機器を設置することは盗みにくい環境を整え、泥棒を遠ざけます。
また、監視しているというアピールは窃盗を防ぐ効果が期待できます。
防犯カメラ
入り口や足場、周辺などがわかるような画角の広いカメラを設置しておくと、周辺をうろつく不審者をチェックすることができます。また赤外線照射付きの暗視機能付きの防犯カメラがよいでしょう。
赤外線ビームセンサー
夜間などの無人の時間にはセンサーで侵入者を察知、通報できるようにしておきましょう。
同時にベルなどを作動させることで犯行を防ぐことができます。
パワーライト
強力な光を照らすことで泥棒を威嚇します。
ライトとカメラで監視していることをアピールすることで、泥棒は証拠が残ることを恐れて諦めます。
警報ベルやパトライトサイレン
大きな音で泥棒を威嚇、撃退する効果があります。
泥棒は人に見られることを嫌がるので、警報が鳴りだせば犯行を諦めて逃げていくでしょう。
足場からの侵入にも注意
工事現場の場合は足場からの侵入にも気を付けなければなりません。
侵入が会った場合にもすぐに対応できるよう、警報システムを導入しておくなど対策をとることで被害を最小限に抑えることができます。
防犯カメラは内部のみならず、外部も監視ができるよう設置しておくなどして、不審者や泥棒を寄せ付けないようにしましょう。
転売価値を下げる
工具や鉄板などには消えないように会社名、個人名などを記入しておくと泥棒は足がつくのを敬遠するため犯行の抑止効果があります。
社名が記入済みのものは売却ルートも限られるため、犯罪の発覚にも繋がります。
また、工具や重機などは柱とチェーンで繋げて南京錠で施錠するなど、持ち出すのに時間がかかるような工夫をしておくのもひとつの手です。
犯行に時間がかかれば、それだけ発見のリスクも高まり盗みにくくなります。
手間はかかりますが、手間をかけることも防犯の一つです
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